なんだか「彼のオートバイ彼女の島」みたいなタイトルだ。
 中学まで瀬戸内の島に住んでいて、高校で愛媛、大学は東京で、そのまま
 就職という女性。
 これまでぜんぶ相談することもなく進む道を決めてきて、東京に出てから
 はなかなか島にも帰らない。
 そんな女がふらりと島に帰ってきた。 結婚することを報告するために…
 てなストーリーなんだけど、いざ父親に言い出そう、としても、久しぶり
 に帰ってきて、勝手に決めてしまった結婚の報告なんてなかなかできない。
 そうこうしているうちに、島に忘れてきていた思い出を見つけていき、
 自分勝手だった過去に気づく。
 島にいるときは気づかなかったことが、今になってはじめて気づいたり、改めて理解したり。
 このまま結婚してしまってよいのかと悩み、いろいろと行動するが、
 結局忘れていた時間の長さは大きくて…
 それでも自分なりの答えを見いだし、故郷を離れ、恋人とともに再び東京へと戻る女。
 今、自分があるのは、今まで生きてきたからこそ。
 いつまでたっても、いくつになっても、親子は変わらないんだよ、なんてことを考えた。
ラストでの大杉蓮の演技でちょっとだけぐっときた。
 この映画、女性が観ると違った感想になると思うけど、よかったんではないかと。
 真面目で寡黙だけど実は優しい父親役の大杉蓮といい、美しい瀬戸内の島々といい・・・・
でも、木村佳乃って好きじゃないんだよなぁ。

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